2019年7月4日木曜日

学部選びのポイント⑤理工学部機械工学科


今回は、理工学部についてまとめてみました。理工学部といっても、学科によって様々な学問分野に分かれています。今回は、機械工学科にスポットをあてたいと思います。

 

何を学ぶのか?


 
 

   産業の基盤を支える機械工学


機械工学は、機械が動く仕組みを学び、設計・製作を行う学問です。
機械工学は大きく4つの分野に分かれています。「材料系」は機械に使う材料の特性や強度、新素材の開発が研究テーマ。「熱・流体系」では車やロケットのエンジンなど熱エネルギーを動力に変換する技術について学ぶ。「設計・製作系」では機械や部品の設計・製作・加工のノウハウを研究する。「計測・制御系」では機械をシステムとしてとらえ、測定・制御・運用する技術を扱う。
大学では、1・2年次に機械工学の基礎となる4力学(材料力学、流体力学、熱力学、機械力学)を学び、3年次以降は実験・演習でさらに専門知識を深め、設計演習もより高度で専門的になります。
 
 

    大学選びのポイント

 

機械系学科には大きく2つの系統があります。一つは、機械工学全般を学ぶ機械工学科、もう一つは機械工学のなかでも計測・制御系に重点を置き、メカトロニクスや機械システムを中心に扱う学科です。機械の知能化に焦点をあてる「機械知能工学科」、機械制御システムを統合・開発・設計する立場から機械工学を学ぶ「機械制御システム学科」などがあります。
実験や演習が多いので大学の施設や設備の充実度もチェックしてくとよいでしょう。また、大学院の設置状況や進学状況なども調べておきたいポイントです。


ガンバレ受験生!! BY JJ
 

 

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