2019年9月26日木曜日

学部選びのポイント⑩心理学部


 今回は、心理学部についてまとめてみました。毎年、女子に人気の高い学部です。

 
      何を学ぶのか?

 


 心の動きを科学的に研究

「あの人は何を考えているのか」「彼はなぜあんな行動をとったのか」など、人間の行動や心の動きを科学的に分析し、心の法則性を導き出すのが心理学です。人間の情報処理過程を解明する認知心理学、成長に伴う心の変化を研究する発達心理学などの「基礎心理学」と、犯罪心理学、産業心理学、教育心理学、カウンセリングや精神分析といった技法を用いる臨床心理学などの「応用心理学」があります。
心理学は実験・観察という実証的な研究方法が特徴な分野。大学では各種調査法・検査法の実験や実習を行い、その意義や実施上の問題点などを学びます。得られたデータをコンピュータで分析、統計化するための実習もあり、数学的な要素も強い領域です。 

 
 大学選びのポイント
 

心理学は心理学部のほか、文学部・人文学部・人間学部・福祉系学部にある心理学科、人間発達学科、コミュニケーション学科などで学べます。教育学部にも教育心理学、発達心理学などの学科・コースが設置されています。
臨床心理士や公認心理師の受験資格取得には、指定された科目を修了できる大学院への進学が必要になります。特に公認心理師は新しい国家資格であるため、めざす大学や大学院のカリキュラムが受験資格に対応するかどうか、よく確認してみる必要があります。

 
ガンバレ受験生!! BY JJ

 

2019年9月12日木曜日

学部選びのポイント⑨芸術学部


今回は、芸術学部についてまとめてみました。毎年、倍率の高い学部です。

 

      何を学ぶのか?


 美を追究し、創造する


音、形、言葉など、人間が創り出す芸術的表現について、理論や技術、歴史を学ぶのが芸術学です。制作や演奏を中心に学ぶ実技系と、学問として芸術の本質を研究する理論系に分かれていて、 実技系では、美術・音楽・デザインなど、分野ごとにいろいろな学科・コースが設置されています。美術分野では、絵画・彫刻などについて理論と表現手法を学び、制作に取り組みます。音楽分野では、声楽・器楽などの個人レッスンやアンサンブル練習をメインに、音楽理論の講義などが組み込まれています。デザイン分野では、グラフィック、ファッション、プロダクト、建築、空間などのコースが開設されています。そのほか、文芸・演劇・舞台美術・写真・映像などの表現技術を使って制作する分野もあります。
理論系では、美学・美術史、音楽学など、芸術一般として理論を中心に学びます。芸術大の理論系学科では、基礎的な実技も学べるところが多いようです。

 

大学選びのポイント


芸術系学部では専門分野を細分化している大学がほとんど。まずは自分が学びたい分野のコースや専攻を設置している大学を調べてみましょう。入学の段階でコース・専攻ごとに募集する大学が多く、定員枠も小さいところが多いので、20倍以上の高倍率になっている大学もあります。倍率には、注意が必要です。
デザイン学はデザイン工学科など工学系の学科でも学ぶことができます。また、美学・美術史は文学部などで学べるケースが多いようでうす。

ガンバレ受験生!! BY JJ
 

 

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