2018年8月27日月曜日

センター試験ガイド


センター試験ガイド
 8月も残すところ数日となり、「入試」が一歩一歩近づいて参りました。9月になると、早くもセンター試験の受付が始まります。出願期間は意外に早く、9月末~10月初旬となっています。
 出願してから実際に受験するまでは約3ヶ月もありますが、出願の際には受験教科・科目数などを決めておかねばなりません。自分の志望校や受験大学を真剣に考えるよい機会ととらえて、出願の準備にかかりましょう。
 今回は、センター試験出願のサポートしようと思います。出願まで1ヶ月。しっかり考えて出願準備を進めましょう。


  □ センター試験 実施日: H31年 1月19(土)、20(日)
  
  □ 「受験案内」がH30年9月3日(月)から個人および学校等単位で
     配付されま  す。出願の詳細については 「受験案内」を参照して下さい。 

 

 まずは、このセンター試験の「受験案内」を取り寄せます。この中に志願票など出願に必要な書類が入っています。現役生は学校経由で、既卒生等は個人で直接取り寄せます。案内の配付は、センター試験に参加する各大学の窓口で配付されるほか、全国学校案内資料管理事務センターから郵送で取り寄せることもできます。

大学入試センターのHPに詳しく掲載されていまので、一度確認しておくとよいでしょう。

 

 センター試験の出願時に決めておかなければならないことを確認しておきましょう。

 

1.外国語、数学、国語、理科、地歴・公民 それぞれの受験の有無
 
2.地歴・公民の受験科目数(1科目か2科目か)
 
3.理科の科目選択方法
A~Dの4パターンの科目選択方法のいずれかを出願時に申請します(理科、理科のいずれを受験するのか、何科目受験するかを申請)。
 
4.数学の出題科目のうち「簿記・会計」「情報関係基礎」の受験希望
これらの科目は問題冊子が別冊子となります。出願時に別冊子の配付希望の有無を申請します。なお、別冊子を希望した場合でも  「数学」「数学・数学B」の問題冊子が併せて配付され、これらの科目を選択することもできます。
 
5.外国語の出題科目のうち 「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」の受験希望
これらの科目は問題冊子が別冊子となります。出願時に別冊子の配付希望の有無を申請します。なお、別冊子を希望した場合でも「英語(筆記)」の問題冊子が併せて配付され、英語を選択することもできます。
 
6.大学入試センター試験の成績通知の希望有無
自分が受験したセンター試験の各科目の成績通知の希望を出願時に申請します。ただし、成績通知は来年の4月16日以降に郵送されるため、各大学への出願時には間に合いません。成績通知を希望する場合、手数料800円を検定料と合わせて払い込む必要があります。

 
 1,2,3 を決めるためには、志望する大学が指定する教科・科目を調べておく必要があります。センター試験当日は、登録していない教科を受験することや、「地歴・公民」を登録した科目数以外(1科目2科目または2科目1科目)で受験すること、「理科」の科目選択方法(理科、理科のいずれを何科目受験するのか)を変更することはできません。出願する可能性がある大学について、必要な教科、理科と地歴・公民については必要な科目数をしっかり確認しておきましょう。

ガンバレ受験生!! BY JJ


 

2018年8月8日水曜日

夏休みの過ごし方②

夏休みの過ごし方②

  夏は受験生にとって「受験の天王山」。夏休みを有意義に過ごすために 3つのポイント を考えてみました。

1. Schedule 計画倒れしないスケジュールをたてよう

2. Rhythm 毎日の生活リズムを整えよう

3. Quality 集中して学習しよう
 
 
夏休みの学習計画の立て方


1.Schedule …計画倒れしないスケジュールを立てよう

 夏休みを漠然と過ごしてしまわないように、夏休みに入る前に学習計画をしっかり立てておきたいものです。ここで大事なのはあれもこれもと詰め込みすぎてしまわないこと。自分に無理のない範囲で学習に臨みましょう。
 ここでは具体的な学習計画の立て方を紹介します。 3ステージで自分にピッタリな学習計画表が作成できます。ぜひ参考にしてください。

ステージ1.「夏休み40日間」の学習目標を決めよう!

 まずは学習目標を決めましょう。「英語をがんばる!」といったあいまいな目標ではなく、「英単語500個覚える」「苦手な数列・ベクトルを克服する」「物理○○問題集を2回繰り返す」といったように具体的な目標を立てるとよいでしょう。

ステージ2.週単位の学習計画を立てよう!

 目標が決まったら、週単位の計画を立てましょう。40日間を6週間に分割することで、夏休みのスケジュールが立てやすくなります。第1週目は英語の文法、数学の確率の復習をするなど、大まかなものでかまいません。
         夏休み40日間=6週間

  もし、夏休み中に模擬試験の受験を予定している場合、それまでに終わらせておきたいことを意識しながら計画を立ててみましょう。やるべき課題に優先順位をつけると、計画が立てやすくなります。
 また、苦手分野など、自分ひとりでは手に余る内容は、思いきって塾の夏期講習を利用すると時間を有効に活用できます。 最終週は総復習にあてましょう。自分が間違いやすい問題や見直したい項目にあらかじめ印をつけておき、夏休みの最後にそれらを見直したり解き直したりすることで知識をしっかり定着させましょう。


       ステージ3. 週達成タスクを決めよう!

 ステージ2 で決めた計画に沿って達成タスクを決めましょう。
 英語文法を仕上げる週であれば「○○問題集の○ページ~○ページを解く」というように、具体的に何をやるのかを挙げていきます。英単語のように毎日行う課題があれば、あわせて書き出しましょう。こうすることで1日の学習量が見えてきますね。
 達成タスクを書き出したら、1週間で達成できる分量かを見直してみてください。日曜日を予備日にして、達成できなかった内容を調整するくらいがベストです。もし分量が多い場合は、次の週に行う、または達成タスクに優先順位をつけて、優先度の高い順に行うと良いでしょう。 達成タスクは6週間分をあらかじめ作成するのではなく、2週間ほどを初めに作成し、後は週ごとに様子を見ながら立てていくとよいでしょう。
 自分の速度にあわせて、常に計画の見直しをしながら学習を進めていくことで、計画倒れを防ぐことができます!


2.Rhythm毎日の生活リズムを整えよう

  夏休みが始まると遅くまで寝てしまうなど、どうしても生活が乱れがちです。生活の乱れは体調不良にもつながりますので、毎日の生活リズムを崩さないように気をつけましょう。学校の補習や塾の夏期講習を受講すると、規則正しい生活を送ることができるので、うまく活用してみてください。

大学受験科のOB・OGに夏休みの学習時間を聞いたところ、平日は平均8.1時間、休日は9.3時間という結果になりました。特に休日の勉強時間は7時間以上が全体の85%以上を占めています。毎日の生活リズムを整え、毎日コンスタントに学習できるよう心がけましょう。

 

3.Quality集中して学習しよう
 机に向かっていても集中できていなければ意味がありません。特に「ながら勉強」は効率が下がります。時間に区切りをつけて勉強するなど、メリハリをつけましょう。
 大学入試においては1科目の試験時間が90分の大学が多くあるので、90分ごとに区切りをつけるのがオススメ。試験時間の感覚を身につけておきましょう。
 家ではどうしても集中できないという人は、塾や図書館などの自習室を活用しましょう。静かな環境でライバル達の刺激を受けながら勉強ができます。
 大学受験科の卒業生に聞くと、約8割の人が自宅以外を利用して勉強しています。自分が最も集中できる場所を考えてみるのも大切です。ただし、日中は図書館や自習室で勉強することができますが、夜はそういうわけにいきませんね。自宅で集中できる環境を作ることも大切です。


ガンバレ受験生!! BY JJ

 

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