2020年2月20日木曜日

大学合格速報


大学合格速報


 

 大学受験も大詰めを迎えました。多くの私立大学の一般受験は2月で一段落となります。そんな中、今期の大学受験生から一部、合格発表があり、吉報が届きましたので中間報告させて頂きます。

 

東京工科大学医療保健学部、芝浦工業大学工学部、東京都市大学理工学部、明治大学理工学部、青山学院大学理工学部…など、合格おめでとうございます!!

 

 これから国立大学の入試も始まります。体調にくれぐれも留意して最後まで頑張って下さい。またこの場で結果発表のご報告ができればと思っています。
 
 
ガンバレ受験生!! BY JJ

2020年2月13日木曜日

2021年度共通テスト リスニングの配点


2021年度共通テスト リスニングの配点を公表


 

大学入学共通テストのスタートまで1年を切った。英語のリーディングとリスニングの配点がセンター試験時から変更されるため、各大学の配点比率の公表が注目される。このほど、東京大学をはじめ、いくつかの大学が配点比率を公表した。

 

     各大学のR:Lの配点比率は多様に


 

共通テスト「英語」では、センター試験時の「筆記」は「リーディング」に改称され、配点比率も変更される。「リーディング R」と「リスニング L」の配点は各100点、つまり1:1となった。センター試験時の筆記:リスニングの配点比は200点:50点だったため、リスニングの比重が高くなる。なお、試験時間はRが80分、Lが30分で、これまでのセンター試験と変わらない。RとLの配点比率は各大学が自由に決めることができるため、センター時には素点の4:1で利用する大学が大半であったが、共通テストでの配点比率は多岐に分かれることになりそうだ。

 

     国公立大学173校のうち、一般選抜でのR:Lの配点比率を公表した66大学の状況をまとめてみた。 

 

●R:L=1:1で利用する大学
北海道大学、お茶の水女子大学、広島大学など31%

 

●R:L=4:1で利用する大学       
・筑波大学、千葉大学、神戸大学、岡山大学など35%

 

●R:L=3:1で利用する大学      
・東北大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学など15%

 

以上が多数派、上位3グループ。 以下、2:1、3:2、5:1、7:3 など様々な比率がみられる。

ちなみに東京大学は、一般選抜個別試験(2次試験)の英語で「聞き取り試験」を実施しているため、これまでのセンター試験「英語」のリスニングは利用してこなかったが、「2021年度の入学者選抜に関する予告」の中で、共通テストの「英語」はリスニングも利用することを発表した。配点比率は 7:3で少数派。リーディングにやや重きを置いている形である。尚、2次試験の「聞き取り試験」は引き続き実施される。
 
 
来年受験を迎える新高校3年生は、リスニング対策をさらに強化する必要がありそうだ。新テストまで1年を切った今、すぐにでも対策を始めたい。リスニング対策には時間がかかるぞ!
 
ガンバレ受験生!! BY JJ

2020年2月6日木曜日

大学入学共通テスト「出題方法・問題作成方針」再公表


大学入学共通テスト「出題方法・問題作成方針」再公表


 

このほど大学入試センターは、2021 年1月に実施する大学入学共通テスト(以下、共通テスト)の問題作成方針と出題科目・配点・試験時間等を再公表しました。来年度の入試の内容ですが、早いうちから情報は持っていた方がよいと思い、詳細を以下の通りにまとめてみました。


 

■国語の試験時間は80 分に戻る


共通テストの問題作成方針等は昨年6月に公表されていましたが、昨年末に記述式問題の導入見送りが決まり、国語と数学①については解答方法・試験時間を見直すとされました。 今回発表された出題教科・科目、問題作成方針はこれを反映したものとなっています。

国語の試験時間は100 分から80 分になります。記述式がなくなり、大問数は4問(200 点)となる。このうち「近代以降の文章」が2問100 点、「古文」が1問50 点、「漢文」が1問50 点の構成となっています。現行のセンター試験の試験時間・配点に戻った形となりました。
なお、問題作成方針は記述式部分以外に変更はなく、以下のように示されています。

 

「言語を手掛かりとしながら、文章から得られた情報を多面的・多角的な視点から解釈したり、目的や場面等に応じて文章を書いたりする力などを求める。近代以降の文章(論理的な文章、文学的な文章、実用的な文章)、古典(古文、漢文)といった題材を対象とし、言語活動の過程を重視する。問題の作成に当たっては、大問ごとに一つの題材で問題を作成するだけでなく、異なる種類や分野の文章などを組み合わせた、複数の題材による問題を含めて検討する。」

 

近代以降の文章では、センター試験では出題のなかった実用的な文章が出題される可能性があるほか、複数の題材による問題の出題なども予告されており、センター試験からの変化を感じるものとなっています。

 

 

■数学は記述式が見送られても70 分に

 

数学①の試験時間は70 分のまま変更されませんでした。記述式問題導入に伴いセンター試験時より10 分延長されていましたが、国語とは異なり、試験時間はそのままとなりました。
以下は数学全体の問題作成方針です。

 

「数学的な問題解決の過程を重視する。事象の数量等に着目して数学的な問題を見いだすこと、構想・見通しを立てること、目的に応じて数・式、図、表、グラフなどを活用し、一定の手順に従って数学的に処理すること、及び解決過程を振り返り、得られた結果を意味付けたり、活用したりすることなどを求める。また、問題の作成に当たっては、日常の事象や、数学のよさを実感できる題材、教科書等では扱われていない数学の定理等を既知の知識等を活用しながら導くことのできるような題材等を含めて検討する。」

 
数学についても記述式部分以外に変更はなく、試行調査で見受けられた新しい傾向の出題が検討されています。

 
 


     英語は大学入試英語成績提供システム導入見送りに伴う見直しはなし


 英語については、昨年11 月にすでに6月公表の内容から見直しはしないことが発表されています。
センター試験からの変更としては大きく3点挙げられます。


*「リーディング」と「リスニング」の配点比は均等(各100 点)となる(センター試験時の配点は筆記(200 点)、リスニング(50 点))。

*発音、アクセント、語句整序等を単独で問う問題は出題しない。

*センター試験ではすべて2回読みとしているリスニングの読み上げ回数については、問題数の充実を図ることによるテストの信頼性向上を目的に、1回読みと2回読みの両方を含む構成する。

 

2年目以降の共通テストの国語・数学の試験時間、大学入試英語成績提供システム導入延期に伴う英語の出題等については今年6月頃公表する予定としており、さらなる変更に含みをもたせた形となっています。
来年、受験を向かえる生徒さんたちは、今後発表される情報を注視する必要がありそうです。


ガンバレ受験生!! BY JJ

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