2019年2月27日水曜日

合格速報

合格速報


本日は公立高校の合格発表です。

個別指導部所属の中学3年生は見事、全員合格です!! おめでとう!!
皆さん、本当にご苦労様でした。

入試も終わり、ホッと一息つきたいところでしょうが、4月からは高校生です。 これから暫くの間、勉強と離れる時期、遊んでばかりいると入学時に差がつきますよ。意識の高い生徒は高校の内容をガッツリ勉強する1ヶ月です。
今は同じスタートラインでも、入学までの1ヶ月で差がつくことも・・・
あまり気を抜かずに、これから始まる高校準備講座、春期講習でしっかりと高校の準備をして下さい。


大学受験の高校生からも合格の報告が届いています。
 
・HTさん  鎌倉女子大学
・ST君   明星大学教育学部
・AMさん  青山学院大学経済学部
・KK君   東海大学法学部

今週末に試験がある生徒さんもいます。 ラストスパート、頑張って下さい!!

ガンバレ受験生!! BY JJ

2019年2月20日水曜日

出身大学は人生にどれほど影響するか?


出身大学は人生にどれほど影響するか

中3の皆さんは、公立高校の受験が終わり、ホッと一息といったところでしょうか。
高校生になると、人生の目標や展望は、かなり現実味を帯びてきます。
さてそこで、面白い記事を見つけました。(耳の痛い内容かも!?)
進学や就職なんてまだ先の話と思ったら大間違いですよ。3年後には、皆さんが必ず直面する日本社会の現実ですからね。しかも、これかの3年間はものすごい勢いで加速し、アッという間に過ぎ去ります。
 
 
 
出身大学はその後の人生にどれだけ影響するのか?  
 
 
「プレジデント誌」が実施したアンケート調査を基にまとめてみました。
 
調査対象は、1970年代~2010年代の各年代に就職した関東、関西の働く男女各500名、計1000人に実施。


 まず、就職活動。出身大学がかなり影響すると答えた人が59.7%、多少影響するが35.0%と、出身大学が就職活動に影響するとの回答が実に95%近くに達した。
企業の採用時の「学歴不問」は、言葉通りに受け取らないほうが賢明かもしれない。

 
 一方で転職活動となると、かなり影響するは29.5%と大幅に減少、多少影響するが46.5%と高いものの、就職時に比べれば転職は出身大学の影響が減少するようだ。

 
 年収、昇進においても、出身大学が影響するという回答が6割を占める。完全な実力主義の会社もあるだろうが、伝統企業においてはやはり学閥は健在で、入社時のみならず出世においても、出身大学名が重視される傾向はまだ根強いといえそうだ。

 
 さらに出身大学の影響は、結婚や恋愛にまで及んでいる。結婚において出身大学が影響するという回答は7割近くに達し、恋愛でも半数だった。恋愛はともかく、いざ結婚となると、出身大学、その先の就職先企業のブランドや年収、出世といったものが、直接大きく影響していることがわかる。

 
 出身大学の名前だけではなく、大学での多彩な出会いや人脈形成、就職活動における卒業生の支援など、大学の持つリソースの差が、こうして人生にも影響していくと考えられる。

 
 出身大学が私生活における満足度や幸せ度に影響すると回答した人が、43.0%にとどまる一方で、仕事生活では影響するという声が大きくなった。
結果的に、人生全体の満足度、幸せ度においても、出身大学が影響するという答えが半数を占める。
 
 『大人養成講座』(1993)などの著作があり、バブル世代の若者文化に詳しいコラムニストの石原壮一郎氏(63年生まれ、埼玉大卒)は、「出身大学の印象は、どうしても一生ついてまわる。だが、自分が成功しないことを、出身大学のせいにするのは不幸の始まりだ。成功した人は、自分の出身大学など、気にしていない」と語る。
 
 
「大学を出ないと結婚もできないのか!!」という時代が来るかもしれませんね~。
今までしっかりと勉強してきた人も、手を抜いてきた人も、ここからは同じスタートラインだと思って、しっかり勉強しましょう。
勉強しなくて損をすることはあっても、勉強して損することはない。
知識は生きていくための武器。
共に頑張りましょう!

ガンバレ受験生!! BY JJ
 

2019年2月13日水曜日

2019年度大学入試センター試験速報  数学II・数学B

2019年度大学入試センター試験速報   数学II・数学B [分析]



前回に引き続き、数学ⅡBの設問についてまとめてみました。
 

昨年は第2問が[1][2]に分かれたが、今年は例年通りに戻った。

1[1]は、2018年度全統センター試験プレテスト数学2第1問と同じ内容であった。


*難易度はやや易化


昨年に比べ計算量は減少した。第1問と第2問が易しくなった。第3問以外は誘導もさらに丁寧になった。

*出題分量

1問と第2問では計算量が減少した。

*出題傾向分析

4問では空間ベクトルの問題が2016年度以来の出題であった。


設問別分析

 

1


[1](2)2倍角の公式を用いて、与えられた関数を変形する問題。(3)三角関数の合成を用いて最大の整数や方程式を解く問題。
[2]
連立方程式(対数方程式と指数方程式の組み合わせ)の解を求める問題。
[1][2]
とも誘導に従えば解きやすく難易度は高くない。公式を正確に理解し、丁寧に解いていきたい。
<
数学IIの第1問の共通問題>

2


(1)は与えられた極値の条件から3次関数を決定する問題。(2)は放物線とその接線について考え、三角形の面積を利用して放物線と接線及びx軸で囲まれた部分の面積と定積分に関する問題である。いずれも計算量は少ない。 (3)3次関数のグラフと放物線の両方に接する直線を考える問題。設定されている曲線や直線が多く、図形的な状況把握がやや難しかったが、丁寧な誘導がされていて、複雑な計算もないため比較的解きやすかった。
教科書の内容を十分に理解し、計算練習をしっかり繰り返していれば難しくない。
<
数学IIの第2問の共通問題>

3


(1)(2)は等比数列の和の問題と、階差数列の一般項を求める問題。三つの数列が出てくるので、 書き並べるなどして混乱しないようにしたい。(3)は誘導に従って漸化式を解く問題であるが、 意図が汲みにくく解きづらかったと思われる。最後の設問の計算も複雑だった。
色々な漸化式を解く練習を積んでおきたい。

4


等脚台形を底面とする四角錐に関する問題。
(1)
は基本的な内積の問題。(2)の後半は、底面が等脚台形であることを利用して解く。 普段から図を書く習慣をつけておきたい。(3)は三角錐の高さを求める問題。誘導が丁寧で計算も楽。 (4)は体積と底面積から高さを求める問題。
ベクトルの式の処理だけでなく、図形の知識も必要とされる問題であった。 普段から式の計算だけでなく図形の性質も利用して解く練習をしておきたい。

5

(1)は期待値、分散の計算を行う問題。 (2)は正規分布から標準正規分布への確率変数の変換と、二項分布の問題。 (3)は母平均に対する信頼度90%の信頼区間の問題。
確率変数が負の数であるところが珍しい。すべて標準レベル。教科書の内容を十分理解し、計算練習を行っておくとよい。
平均点予想: 53.21点 昨年より+2.14点(中間発表)となっいます。

●一般入試も佳境を迎えています。寒さに負けず試験に臨んで下さい。
明日は公立高校でも入試が行われます。 皆さん、頑張って下さいね!

ガンバレ受験生!! BY JJ

2019年2月6日水曜日

2019年度 センター試験速報 数学ⅠA


2019年度大学入試センター試験速報  数学I・数学A [分析]

大学入試センターから今年度センター試験の平均点(中間報告)が発表されました。
数学ⅠAの暫定平均点は 59.69 となっています。 
今回は数学ⅠAの設問の概要をまとめてみました。


分野ごとの難易度・分量の差が開いた。

 

必答問題は計算量が少なく易しいものが多かったが、選択問題は誘導に気づきにくく、難しいものがあった。

*難易度
   昨年並み。必答問題は易しくなったものの、選択問題の第3問、第4問はやや難化した。

*出題分量

   必答問題の計算量は全般にやや減少したものの、選択問題の計算量はやや増加した。

 

*出題傾向分析


   出題分野に変化はない。誘導の意味を理解し活用する力が求められている問題や、
   設問のつながりに気づいて対応する力が求められている問題などやや難しいものがあった。
 
 

設問別分析

 

1

[1]平方根の処理と絶対値に関する問題であった。誘導が丁寧であったため、正しく式変形できれば完答は容易であったと思われる。<数学Iの第1[1]と一部共通問題>
[2]
偶数、奇数に関する必要条件・十分条件の問題であった。誘導が丁寧であり、考えやすかった。<数学Iの第1[2]と共通問題>
[3]2
次関数の最大値と放物線の平行移動に関する問題であった。教科書で扱われている代表的な内容で取り組みやすい。<数学Iの第2問と一部共通問題>


2

[1]余弦定理、三角比の相互関係、180°θの三角比、三角比の定義、三角形の面積に関する問題であった。点Dの位置を正しく把握できれば解きやすい。
[2]
箱ひげ図、ヒストグラム、散布図、変量の変換に関する問題であった。図から情報を読み取る設問は正誤の判断がしやすく考えやすい。変量の変換による散布図の変化を考察する設問では標準偏差の深い理解が必要で難しい。<数学Iの第4問と一部共通問題>
 

3

球の取り出しに関する確率の問題であった。(3)で確率pを用いて立式する設問は目新しく、これをうまく利用できたかがポイントになったであろう。数学B「数列」で学習する「確率と漸化式」の経験があれば解きやすかったと思われる。また、分数計算ミスにも注意したい。
 


4
 1次不定方程式の整数解と連続する3つの整数の積に関する問題であった。1次不定方程式は2015年度本試験以降4回目の出題で、確実に解きたい内容であった。(4)を考える際に(2)および(3)の内容とつなげて考えることができたかがポイントであった。


5

三角形の内接円、チェバの定理に関する問題であった。2015年度以降の本試験ではかつてみられなかったほど数学I「図形と計量」の内容が多く含まれていた。第3問、第4問に比べると取り組みやすい内容であった。
 
次回は、数学ⅡB の設問の概要をまとめてみます。
ガンバレ受験生!! BY JJ
 

2019年2月5日火曜日

睡眠を制すものは記憶を制す! vol.4


睡眠を制すものは記憶を制す!vol.4

 
少し間があきましたが「睡眠を制すものは記憶を制す!vol.4」をお届けします。
最終回です。
 
 
⑥睡眠時間を一定にし、部屋の環境を整える

 最後に、記憶力が高まる良質な睡眠のために、保護者の方ができることをまとめました。
 まずは、食事の工夫です。朝食は絶対に必要です。脳は一日に120グラムのブドウ糖を必要とします。人がブドウ糖としてすぐに使えるのは60グラム位です。ブドウ糖はグリコーゲンの形で肝臓に60グラム、筋肉に200~360グラム蓄えられていますが、すぐに使えるのは肝臓に蓄えられた60グラム分です。睡眠中も脳は活動しているため、この60グラムを使い切ってしまい、朝の脳は絶食状態です。朝食は脂質が多いと消化に時間がかかり、午前中の活動に影響するため、魚や納豆、豆腐、牛乳など必須アミノ酸のトリプトファンを多く含む食品を食べさせるようにしてください。このトリプトファンが、先にも述べたとおり、日中にセロトニンに変換され、夜にはメラトニンに変換されるのです。食事に使う油は、不飽和脂肪酸の多い魚の油や、オリーブオイルなど植物の油をお勧めします。
 夕食は早めに摂るのが理想的です。現代社会では、夕食は夜食と化しています。あまり遅くにならないように心がけてください。また、夜食はできれば摂らない方がいいのですが、食べるなら、高脂質のものは避け、低カロリーなものにしてください。小魚やアーモンドなどのナッツ類を少量食べるといいでしょう。アーモンドには亜鉛が多く含まれていて細胞の活性化にも役立ちます。また、甘いものが欲しいときには果物や果汁ジュースなど即効性のある物を少々摂るのも構いません。コーヒーや緑茶などカフェインの入っている飲料は、睡眠を阻害しますから、寝る4~5時間前には飲み終えていることが必要です。同様に、ココアやチョコレートもカフェインが含まれているので寝る前は避けるべきです。
 先に述べた、部屋の光環境を整えることも保護者の方の大切な役目です。昼間は太陽光に近い照明で、夕方になるとオレンジ色の光に変えられる調色式のLED照明機器が理想的ですが、学習スタンドや勉強部屋の照明機器の蛍光管やLED管を電球色に替えるだけでも、効果はあります。明るいまま寝るのも睡眠の質を低下させますから、必ず消灯させるようにしてください。
 生活リズムの管理も重要です。睡眠の質を低下させる夕寝をさせないこと、朝食が摂れる時間に早起きさせることを含め、可能なら休日、平日を問わず就床時間と起床時間を一定にすることをお勧めします。寝る3時間前には入浴し、体温が下がってから睡眠に入る方が、よく眠れますので、このあたりも気をつけてあげるといいでしょう。夜型は避けなければなりません。夜型を急に朝方にシフトするのは、脳に大きな負担がかかることが明らかにされています。ちょうど東回りの海外旅行で起こる時差ぼけと同じことが起こるのです。早くから受験に合わせて、早起きの習慣をつけることが大事です。
 朝はきちんと起きて、昼間にブルーライトを十分に浴び、夕方からはオレンジ色の光を浴びて、夜は静かに体を冷やして寝れば、メラトニンがしっかり分泌され、良質な睡眠が得られます。当たり前のようですが、規則正しい生活のリズムこそが、記憶力を高めてくれるのです。

睡眠の重要性がよくわかりましたね。
2月に入り入試も本番を向かえました。体調に留意し頑張りましょう!

ガンバレ受験生!! BY JJ
 

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現在、高等部ブログリニューアルしております。 開設次第、ご案内差し上げます。 宜しくお願いします。