2019年6月20日木曜日

学部選びのポイント ③薬学部


今回は、薬部についてまとめてみました。薬部も不動人気を誇る学部のひとつです。

 

何を学ぶのか?

薬のスペシャリストを育成

薬学は、薬をはじめとする化学物質と人体のかかわりを研究する学問。新薬の開発をめざす創薬学、臨床における薬の調合・調剤・管理などの最適化を考える医療薬学のほか、生命科学を基盤としたさまざまな研究が行われています。
薬学部には、薬剤師養成を目的とする6年制の課程と、創薬研究に携わる人材の養成を目的とする4年制の課程があります。6年制課程では薬剤師に必要な臨床系科目の履修や病院や薬局での実務実習を経て、薬剤師国家試験を受験します。4年制課程では卒業後大学院に進学し、さらに研究を続ける人が多いようです。


 
   大学選びのポイント

6年制課程のみの大学と4年制課程を併設する大学とがあります。後者の場合、学部一括募集を行い3・4年次に学科を振り分ける場合もあれば、初めから学科別に募集する場合もあります。6年制課程で薬剤師をめざす場合は、各大学の薬剤師国家試験合格率だけではなく入学者数に対する合格人数もチェックしてみましょう。
 

豆知識

「薬をお茶などで飲んでしまった」という経験はないでしょうか? よく、薬の注意書きに「薬は水で服用すること」とありますが、あれはなぜでしょうか? 実は、薬によってその効力がなくなってしまう場合があるからなんです。たとえば、緑茶や紅茶などで鉄分を含む薬を飲むと、お茶に含まれるタンニン酸によって鉄剤の吸収が抑制されます。また、ある抗生物質は牛乳で飲むと、牛乳に含まれるカルシウムと薬の成分が相互作用を起こし、吸収が阻害されることがわかっています。
逆に、血圧降下剤をグレープフルーツジュースで飲むと、薬の効き目が強くなり、頭痛などの副作用を起こすことが知られています。ジュースに含まれる成分が、薬の代謝を阻害するのが原因だと考えられています。薬学の世界では、この作用を応用し「少量でも同じ効き目のある薬」の開発が進められています。


 

<薬学部へ進学した卒業生・帝京大学薬学部>

やっとの思いで薬学部に入学することができました。両親も大変、喜んでくれました。6年間の学生生活を有意義なものにするためにも、頑張っていい成績を残したいと思っています。将来は、厚生省に入り、麻薬取締官になりたいと思っています。

 
 
ガンバレ受験生!! BY JJ
 

 

 





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