2018年11月6日火曜日

面接試験の基礎知識④


面接試験の基礎知識④

 面接試験でよく聞かれる「王道5問」の質問例と対策法をまとめました。

 
*質問例: 本学、○○学部◇◇学科を選んだ理由を教えてください。  推薦(AO)入試を受験した理由を教えてください。

 
対策法:志望理由書に書く内容と齟齬のないよう、自分の思いを伝えましょう。大学HPや大学案内の内容研究はもちろん、オープンキャンパスに参加した印象や、志望動機に係わるエピソード等があれば、具体的に話すと良いでしょう。

*質問例:本学でどんなことを学びたいですか?  本学で学んだことを将来どのように生かしたいと考えていますか?

対策法: 自分が学びたい分野の「どこ」に、「どうして」興味を持ったのかについて具体的に話をしましょう。加えて、将来就きたい職業についても熱意を持ってアピールしましょう。

*質問例: 高校生活で一番心に残っていることは何ですか?   高校生活で一番辛かった出来事を教えて下さい。

対策法: 「修学旅行」「体育祭」「部活動」といった一言で終わってしまわないように気をつけましょう。面接官はそのイベントを通して、あなたが何を学び、今後の生活にどう活かしたかの回答を求めています。加えて、そこで得た経験を志望学部や将来の職業にどう活かせるのかについて、志望理由や将来の進路と関連づけて話ができると良いでしょう。  

*質問例:あなたの長所と短所を教えて下さい。   あなたの趣味は何ですか?

対策法 :面接では、知識だけでなく「人間性」についてもチェックされます。長所については、将来の希望する職業は自分の性格に合っている、というように志望理由や、将来の進路と関連付けて話ができるとよいでしょう。短所については、短所に対する克服法や努力についても話しをすると好印象です。趣味については、掘り下げて聞かれることが多いです。「知ったかぶり」や「にわか趣味」はすぐに見破られてしまうので気をつけましょう。

*質問例: 1分間で自己PRをして下さい。

対策法:面接官は「希望する人材」であるかを見ています。自己PRは他の受験生との違いをアピールできる機会でもあるので、しっかりと活かしましょう。中には小道具を用意してくる受験生もいます。もちろんやりすぎはNGですが、面接官に良い印象を残せるよう、一工夫してみては?

 

■    この他にも、各志望系統でよく聞かれる質問があります。志望大学だけでなく、同じ系統の学部のある別の大学の面接状況も参考に対策を考えておきましょう。時事問題について聞かれることもよくありますので、新聞を読むなど、日頃から情報収集をしておく必要もあります。

 

最後に

 面接試験において大切なことは、絶対に嘘をつかないことです。立派なことを言う必要はありません。自分が興味を持った大学・学部・学科に対する素直な思いを言葉にできるかどうかにかかっているのです。そのためには、文章を丸暗記するのではなく、ポイントを自分の中できちんと整理して、自分の言葉で分かりやすく話ができる必要があります。
 面接試験の準備をすることは、自分の気持ちと向き合う良い機会です。入試で面接試験が課される受験生は、この機会を存分に活かし、自分の信念を確固たるものにしてください。応援しています。
 
ガンバレ受験生!! BY JJ

 

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