多くの生徒さんから「リスニングが苦手」という声をよく聞きます。 普段の授業でもなかなかリスニングの対策はしずらいものです。そこでリスニングの対策をまとめてみました。
リスニングの問題はただ音声を聴き取るだけではなく、質問や選択肢を速く読む力も必要とされます。センター試験「リスニング」でも、事前に質問や選択肢を読み、読み上げられる内容を推測する余裕を持つことが非常に大事です。内容は、日常生活や学生生活をベースにした場面がよく出題されていますが、そのような問題は皆さんも状況をイメージしやすく、取り組みやすいと思います。全体的には教科書レベルの語彙力で対応できる平易な表現が多く使われ、基本的なリスニング能力が問われる試験です。
高得点を取れるようになるためには、英語を聞き流しているだけではなく、意識的にリスニング練習に取り組むことが大切です。では設問別に学習のポイントを挙げてみましょう。
第1問
簡単な計算を交えた数字の聴き取りや、位置関係に関する表現の聴き取りに慣れておく。必要に応じてメモを取ると効果的。
第2問
選択肢を早くかつ正確に理解する読解力を磨き、対話全体の状況を把握し、最後の発話に対する柔軟な応答を考える練習。
第3問A
事前に質問と選択肢に目を通し、場面や状況を想像しながら、聞こえてくる音に引きずられないよう正確に聴き取る練習。直接表現されていない含意関係に注意する。
第3問B
事前に図表の内容を素早く読み取り、情報を理解しておくことが重要。また、聴き取るポイントに注意しながら場面の展開を追い、複数の情報を整理しながら聴き取る練習。
第4問A
事前に質問と選択肢を短時間で読み取り、該当の箇所を聴き取る練習。さらに正確に聴き取るためにディクテーション練習を普段より取り入れると効果的。
第4問B
発言者の名前に注意し、それぞれの意見内容の要点をまとめ、複数意見の共通点と相違点を整理しながら聴き取る練習。
* アドバイス:
全部、完璧に聴き取れなければならないと思う必要はないので、まずは英語の音(オン)を怖がらず、繰り返し英語を聴き、声に出す練習をすることが大切です。スクリプトを見ずに音声を何十回と聴くことを勧めます。
ガンバレ受験生!! BY JJ
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