2019年3月8日金曜日

英検のススメ


英語資格・検定試験活用の拡大

 

入試も一段落し、合格の挨拶に連日、生徒さんが来校してくれています。
今年の入試状況を聞くと、やはり「厳しい入試」と言えそうです。
「滑り止めの大学が滑り止めにならない」という声が多く聞くれました。 
一例をあげると、青山学院大学経済学部に合格した生徒さんがいますが、その生徒さん、東海大学、日本大学はまさかの不合格でした。滑り止めと思っていた大学でした。入試の手ごたえもよく自信満々でしたが、予想外の結果にショックを受けていました。最終的には青山学院に合格しましたが、このような大どんでん返しが回りの同級生のも多くあったようです。因みに今期の青山学院大学経済学部は23倍の競争率でした。
さて、このように混沌としている近年の大学入試ですが、英検は益々重要性を増すと予想しています。そこで英検などの民間の検定試験についてコメントしたいと思います。

 英検やTOEICなどの民間の英語資格・検定試験を大学入試に利用する動きがますます広がりを見せてます。 2021年1月から実施される「大学入学共通テスト」でも英語の資格・検定試験を利用する方針ですが、各大学の個別入試では先行して利用が広がっています。 2019年度の一般入試で英語資格・検定試験を利用する大学は、国公立大で19大学、私立大で168大学にのぼります。この3年で活用の動きが広がっている様子がわかります。


国立大学:

9大学(5%) → 14大学(8%) → 17大学(10%) → 19大学(11%)


私立大学: 

57大学(10%) → 98大学(17%) → 137大学(23%) → 168大学(28%)

2016年から2019年の推移)


 

2019年度入試における英語資格・検定試験の利用方法


最も多いのは、国公立大・私立大ともに、スコア・級に応じて個別試験やセンター試験の英語の得点に置き換えて利用(満点を含む)する「換算」となっています。次いで国公立大ではスコアに応じて一定の点数を試験得点に加える「加点」が3割弱、私立大では「出願要件」が3割以上となっています。要求されるレベルに目を向けると、半数の大学がCEFRレベルのB1(英検2級相当)を基準としています。次いでA2が4割となっています。B2を基準とする大学は、その多くが「満点換算」としています。個別試験またはセンター試験を満点として扱うため、やや高めのレベルを要求しています。

ガンバレ受験生!! BY JJ
 

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