2018年度 設問別分析
前回に引き続き、数学ⅠAの攻略方として昨年度のセンター数学ⅠAの設問分析と問題構成を見ていきたいと思います。
設問別分析
第1問
[1]式の値を求める問題であった。誘導されている式において、n=0,1,2とすればAをXで簡単に表せるが、式の次数が高く、文字が多いこともあって、誘導の意図がつかみにくかったと思われる。〈数学Ⅰの第1問[1]と一部共通問題〉
[2]集合の包含関係と必要条件・十分条件に関する問題であった。集合A、B、Cを図で表すことができれば考えやすい。また集合で用いる記号は混乱しやすく、ミスが出やすいため正しく理解しておきたい。〈数学Ⅰの第1問[2]と共通問題〉
[3]2次関数の最小値の問題であった。xの変域とグラフの軸の位置で場合分けするが、頻出のテーマであり、よく対策しておきたい。〈数学Ⅰの第2問と一部共通問題〉
[2]集合の包含関係と必要条件・十分条件に関する問題であった。集合A、B、Cを図で表すことができれば考えやすい。また集合で用いる記号は混乱しやすく、ミスが出やすいため正しく理解しておきたい。〈数学Ⅰの第1問[2]と共通問題〉
[3]2次関数の最小値の問題であった。xの変域とグラフの軸の位置で場合分けするが、頻出のテーマであり、よく対策しておきたい。〈数学Ⅰの第2問と一部共通問題〉
第2問
[1]余弦定理、相互関係、三角比の定義に関する問題であった。辺CDの長さとAB・sin∠ABCの値(点Aから辺BCへ下ろした垂線の長さ)を比べることで台形ABCDの形状を分析させる問題は目新しいものであり、ここで差がついたと思われる。普段より、辺の長さや角の大きさなどから図の状況を分析することを心掛けてほしい。
[2]ヒストグラム、箱ひげ図、散布図から読み取りをする問題と共分散の等式に関する計算問題であった。散布図には補助線が描かれており、その利用の仕方に戸惑った受験生もいただろう。〈数学Ⅰの第4問と一部共通問題〉
[2]ヒストグラム、箱ひげ図、散布図から読み取りをする問題と共分散の等式に関する計算問題であった。散布図には補助線が描かれており、その利用の仕方に戸惑った受験生もいただろう。〈数学Ⅰの第4問と一部共通問題〉
第3問
2個のさいころに関する確率の出題であった。表を用いて考えれば全体的に易しく、条件付き確率の設問も基本的で解きやすかった。最後の設問は、状況を正しく把握できたかどうかで差がついただろう。
第4問
正の約数の個数と一次不定方程式に関する問題であった。特に一次不定方程式は、2015年度入試以降3回目の出題であった。解法を身につけて、確実に解けるようにしたい。
第5問
角の二等分線の性質、方べきの定理、メネラウスの定理に関する問題であった。線分比から2直線の位置関係を問う目新しいものも出題され、受験生は戸惑ったと思われる。第2問[1]と同じく計算だけでなく、図の状況を分析することも心掛けた練習をしてほしい。
*センター試験まで残りずかですが、焦らずに準備を整えましょう。
PS:本日より冬期講習がスタートとなります。予定表をまだ提出していない生徒は
提出をお願いします。
また、在移籍生は無料の映像授業を必ず受講して下さい。
ガンバレ受験生!! BY JJ
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